SHIMANO AERLEX4000を7年ほど前に購入し注油をしたことがないので
今回思い切って分解掃除してみました。
普段の手入れは釣りから帰ったら『スプール』部は
ドラグツマミを下向きにし、糸の部分だけ1晩程度真水に浸けます。
残りの部分と本体は、水拭きして1日乾かしております。
なので錆びずにきれいな方だと自負しております。
アルミでも錆びるので釣り後は必ずします。
このリールをオーバーホールします。
今回使用する道具は
ネジ等部品を置く受け皿×2
12mmのスパナ
普通の大きさのドライバーと精密ドライバー
パーツクリーナー(プラスチック製以外)
グリス類 グリスを塗るつまようじ
新聞紙
ウェス
リールのビス類は小さくステンレス製なので
磁石付きドライバーは無意味なので苦労しました・・・
ピンセットがあっても良かったかな?
スプールを取った状態です
スプール軸に残っている古いグリスを拭いておきます。
座金とスプール受けを取ります。
座金の強度はありませんのでゆっくり慎重に取りきれいに拭きます。
最後まで使わないので皿の隅に置いときます。
リテーナを取ります。ネジ2本で止まってますが
ネジが小さいので気をつけます。
リテーナも汚れているのできれいに拭き取ります
リテーナを取ると回転軸ナットが現れます
12mmのスパナでもどきます。
回転枠です。ベールアームの○で囲んだ部分をばらしていきます。
両側のネジを外したら取れます。
各部分古いグリスを拭き取ります。
アームカムを取り外しました。
この部分に
アームローラーカラー・ブッシュ・アームローラー・スペーサー・座金(ワッシャ)
があります。
座金です。よく拭き取ります
アームローラーと付随部品です。これもよく拭き取ります。
最後にアームローラーカラーです。
きれいに古グリスを拭き取りました。
組立ながら各部分にグリスを塗っていきます。
後は元通りに組み立てベールアームを仕上げます。
ベールクリック部にバネが使用されていますが
開けて飛んでいくことはありません。
しかし小さな部品なので紛失に注意です。
カバーを外すと中はこの様になっています。
グリスがたくさん付着しています。
裏側です。あの部分にもバネが入っています。
ここは気をつけないと飛んでいきます。
指で押さえながら作業をしました。
このセット全体が内ゲリレバーでしょうね?
アームカムバネ等々きれいにしました。
内ゲバレバー等ばらしきれいに拭き取りました。
回転枠もきれいに拭き取りました。
グリスは少なすぎず、多すぎず。
先にバネを入れてから、
上側でバネ先端を金属レバーに引っかけながらセットしました。
この部分も組立グリスアップしました。
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アームカムを取り付けて回転枠は完成です。
取り付けは意外と簡単でした。
次はローラークラッチより向こう(?)に進みます。